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美術フォーラム21
美術フォーラム21目次一覧
視覚の現場・四季の綻び
『美術フォーラム21』第17号
第17号
税込価格2,415円
カラー16頁・モノクロ130頁
2008年5月30日発行
ISBN978-4-925185-28-8
『美術フォーラム21』 第17号 目次
特集:「大坂画壇」は蘇るか?――「綺麗なもん」から「面ろいもん」まで(中谷伸生編集)
大坂画壇胎動期の出版技術――橘守国『運筆麁画』とそれを支える彫師(日野原健司)
飲酒詩を画賛とする米山人の飲酒画について(松浦清)
文人画とは何か――岡田半江「山水図巻(大川納涼図)」をめぐって(中谷伸生)
大坂紀州往還の絵画―大坂画壇と紀伊・泉南の文人ネットワーク(近藤壮)
竹田と大坂――文政十二年作「目撃佳趣画冊」、「稲川舟遊図」のこと(宗像健一)
大坂の「唐画」と南蘋風 森蘭斎を中心に(伊藤紫織)
女性画家と大阪――文人画から美人画まで、女性たちは大阪画壇を蘇らせるか?(小川知子)
「大大阪の時代」までの大阪の日本画界――大坂画壇、否、摂派は継承されたか(北川久)
大阪的評価の再考――菅楯彦を中心に(明尾圭造)
「浪花情緒」のモダニズム――北野恒富と生田花朝の場合(橋爪節也)
「浮世油画」鈴木蕾斎考――美術と印刷のはざまに消えた、ある大阪洋画先駆者の片影(熊田司)
大阪の近代美術 受け継がれる前衛の血脈(安來正博)
現状を誇れない大阪人と美術の現代(吉村良夫)
関西の美術力アップのために雑感を述べてみる――京都・大阪・神戸を中心として(原田平作)
浪華写真のヒストリオグラフィ――『月乃鏡』と「写壇今昔物語」(佐藤守弘)
鏡に映った大阪(船越幹央)
「おもろい」――興趣の大阪的な表現をめぐって(吉岡洋)
仲介の感性論:「遊び」の中の「学び」(岩城見一編集)
「学ばせる」遊び・絵双六――ビジュアルエデュケーションの視点から(岩城紀子)
草紙と「教育」(鈴木俊幸)
書物におけるビジュアル・エデュケーション(内田啓一)
資料紹介T
唐画師・林ろう苑の作品より(岩佐伸一)
資料紹介U
維明周奎の生涯とその画事――若冲らとの関わりを中心に(村田隆志)
アトリエ訪問
豊潤なもの・綾なすもの・雅びなものに潜む温もりをリズムにのせて表現してきた坪井明日香――それは二十世紀後半の女流の深みを象徴する(原田平作)
現代作家紹介
銅金裕司――芸術と生命の交差(中塚宏行)
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