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美術フォーラム21
美術フォーラム21目次一覧
視覚の現場・四季の綻び
『美術フォーラム21』第30号
第30号
税込価格2,484円
カラー28頁・モノクロ128頁
2014年11月30日発行
ISBN978-4-925185-53-0
『美術フォーラム21』 第30号 目次
特集:現代美術の歴史学ーー戦後の日本(松本透 編集)
名を葬る場所(岡崎乾二郎)
一九五〇年代〈線描絵画〉に関するノート――「制作者懇談会」を中心に(光田ゆり)
具体の「価値」(ミカエル・リュケン)
具体美術協会はいかに歴史化されたか(尾崎信一郎)
ハイレッド・センターを「歴史化」する(山田 諭)
「色彩と空間」展から大阪万博まで――六〇年代美術とデザインの接地面(伊村靖子)
日本における「コンセプチュアル・アート」元年――一九六九年の言説空間から(鈴木勝雄)
中平卓馬と反ツーリズムの思考(倉石信乃)
局所化されたミニマル・アート――批評的読解の試み(林 卓行)
テクスト論的転回――「平面/立体」という呼称(沢山 遼)
一九八〇年代の日本の抽象絵画(大島徹也)
「アート・ナウ」と関西のニューウェイヴ(山脇一夫)
女性作家たちの現代――美術におけるジェンダー(加須屋明子)
一九八〇年代末から一九九〇年代の日本における現代美術表現――新たなメディアとしてのリレーショナルな表現とその背景(神谷幸江)
メディアアートという文化(吉岡 洋)
アレクサンドラ・モンローに聞く 日本の戦後美術とアメリカ――展覧会・研究・観衆(ジョシュア・L. マック)
〈資料紹介〉
夭折の日本画家 木島桃村〈その1 概要〉(宮 毬紗)
〈作家との対話〉
植葉香澄――熟成されて紋様ともなった伝統的な視覚象徴をまとった、数奇な生体に潜む力を鮮やかに具現して見せる陶彫。それはポップ調を漂わせてギラギラするが、キメラのような神話なども登場して国際性を増し、現代的な香りもする。次は何が出て来るのだろうか(原田平作)
〈座談会〉
京都陶芸の歩みとこれから(中ノ堂一信・洲鎌佐智子/司会:原田平作)
〈現代作家紹介〉
小橋陽介――気ままな逸脱者としての画家(安來正博)
〈相国寺 承天閣美術館 名品紹介〉
愈増筆《花鳥画》研究(河野道房)
〈展覧会評〉
美術展の常識を吹っ飛ばした文明批判――ヨコハマトリエンナーレ2014(吉村良夫)
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