TOP
BOOKS
美術フォーラム21
美術フォーラム21目次一覧
視覚の現場・四季の綻び
『美術フォーラム21』第33号
第33号
税込価格2,484円
カラー20頁・モノクロ130頁
2016年5月30日発行
ISBN978-4-925185-56-1
『美術フォーラム21』 第33号 目次
特集:美術に見る人生の諸段階(中村俊春 編集)
人生の歩みと年齢
つかの間の青春――《ショーモン・タペストリー》(一五〇〇~一五年頃)のメッセージ(今井澄子)
近世ドイツ美術に描かれた学びの場――ホルバイン兄弟作《学校教師の看板》(平川佳世)
川原慶賀《人の一生》にみる人生の諸段階と見合いの表現について(宮崎もも)
『女家訓』に見る江戸時代の妻たち(筒井忠仁)
ハブリエル・メツー《新生児の訪問》をめぐる一考察(青野純子)
女性と年齢の危険な関係――十八世紀フランスの肖像画をめぐる考察(吉田朋子)
近代日本画に描かれた女性の「老い」――女性画家が美人画に試みた「年増美」の表現(小川知子)
「灯火を譲る」――ネーデルラントの絵画と版画にみる高齢の親と子の関係(深谷訓子)
十七世紀オランダおよびフランドル風俗画の中の老人のイメージ――来世を前にした人生の段階(中村俊春)
信仰、芸術、政治と人生
仏心に目覚めるとき――《粉河寺縁起絵巻》の説話をめぐって(國賀由美子)
黄檗絵画における「人生の階段」――独湛性瑩をめぐる書画について(呉 孟晋)
人生の諸段階における期待――善徳寺所蔵品紹介を兼ねて(原口志津子)
青春の諸相――ピカソ一九〇二年バルセロナの「青の時代」(今井敬子)
現代文人画家は老境をいかに表現したか――画題としての「老松図」 清水比庵について(上薗四郎)
武家の父子の姿に託された“忠”と“孝”――幕末の鳥取藩絵師・根本幽峨の作品にみる水戸学の光と影(山下真由美)
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ《プロ・パトリア・ルドゥス(祖国のための競技)》をめぐって(蔦谷典子)
〈資料紹介-1〉
森周峯《鮎図》と《虎図》(中谷伸生)
〈資料紹介-2〉
大阪の画家・上島鳳山“晩年之佳作”および表具師・井口古今堂のこと(德山亜希子)
〈資料紹介-3〉
《厳島・和歌浦図》(個人蔵)について――「酒飯論絵巻」の応用(並木誠士)
〈第11回パラミタ陶芸大賞展〉
出品作家紹介(湯浅英雄)
〈アトリエ訪問〉
木村秀樹(原田平作)
〈展覧会評〉
「被爆70周年:ヒロシマを見つめる三部作」――「過ち」を繰り返さないための共生感覚探る(吉村良夫)
<<戻る
(C)DAIGOSHOBO .All rights reserved.