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美術フォーラム21
美術フォーラム21目次一覧
視覚の現場・四季の綻び
『美術フォーラム21』第48号
第48号
税込価格2,530円
カラー8頁・モノクロ112頁
公益財団法人きょうと視覚文化振興財団編集・発行
2023年12月20日刊行
ISBN978-4-925185-78-3
『美術フォーラム21』 第48号 目次
特集 東アジア文人画の「近代」(河野道房編集)
文人・文人画とは何か
『列朝詩集小傳』に見られる「文人」の諸相(大平桂一)
文人画の造形と鑑賞──筆致・点景・空間を中心に(竹浪 遠)
文人画家としての蘇軾と、後世における彼の文人画思想への誤解(衣若芬/前田佳那訳)
東アジアでの広がり
十四世紀の日本人画僧と文人文化(森 道彦)
一韓抄の絵画観(宇佐美文理)
彭城百川の画業における俳諧の意義(筒井忠仁)
高麗時代から朝鮮初期までの文人画──墨竹を中心に(朴 株顯)
近代の諸相
《亦復一楽帖》をめぐる或る茶会──大正文人たちの幕末への追想(竹嶋康平)
長尾雨山と内藤湖南の中国書画観──林平造(号蔚堂)の収集品をめぐって(呉 孟晋)
洋画家の文人画家的傾向─須田国太郎の場合(河野道房)
光を失っても藝術は可能か——汪士慎/長谷川沼田居と身体的欠失(盲者)の文人画(塚本麿充)
日本近代文人画略史──多様な表現者と活動をめぐって(村田隆志)
川端康成の文学における心画──「心を写す」「意に適う」から「品を求める」(周 閲/根來孝明訳)
〈資料紹介〉
野際白雪筆「学黄鶴山樵山水図小襖」和歌山県立博物館(安永拓世)
〈現代作家紹介〉
うらあやか──遊び的振る舞いをともなう身体・行為・観客(吉田絵美)
〈書評〉
藤原貞朗著『共和国の美術──フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代』(永井隆則)
表紙解説
【表】郭畀《幽篁枯木図》京都国立博物館(河野道房)
【裏】川口茜漣《八木重吉のうた》個人蔵(土田真紀)
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